失われゆく1つの言語


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ネパールには、およそ100の言語があり、その各々の言語に対して100人ほどしか話せない言語もあるという。それら言語の中で、Duraという言語が注目されている。Duraが注目されている理由は、現在82歳の女性Soma Devi Duraだけしか話すことができないというからだ。


家族であるのにもかかわらず、彼女を除いてはDuraを話すものは誰もいない。彼女以外に唯一Duraを話すことができた人物は2007年8月に亡くなっている。したがって、確認されている中でDuraを話すことができる人間は彼女だけなのである。しかし、現在彼女は病に侵されており視力と聴力が非常に弱くなってしまっているという。それでも彼女はDuraを用いて民間伝承や歌などを披露している。もちろん家族はDuraを話すことも理解することもできないため家族と話す際には違う言語を用いてコミュニケーションを取っているという。


言語学者は、言語は親を通じて教えられない、そして子供たちが言語に興味を示さなくなるときこのように言語は消滅していくと話す。それでも言語学者はDuraを存続させようと努力している。その中の1人、Kedar Nagilaは子供にDuraを親しんで貰うためにDuraの1500の単語と250の文を編集した。そしてSoma Devi Duraから子供へDuraのレッスンを行い、関心を持たせたいとしている。


また、言語学教授のMadhav Prasad Pokharelは以下のように話した。
「失われたと思われていたkusunda(クスンダ)という言語を10歳の女の子が流暢に話しているのが発見されました。失われたと思っていてもこのように言語はいつどこかで話されているかわからないのです。そしてヘブライ語のようにDuraが復活(厳密に言えばヘブライ語は失われたわけではないが)する可能性もないわけではありません。私たちはこの言語を守りそして熱心に子供たちに伝えていく予定です」


The last of Nepal's Dura speakers

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